デビチルの話
こんばんは。
寒くない？
ネジバナです。
「女神転生」ってタイトルはご存知ですか？
この女神転生(以下メガテン)は僕が厨二病になってからというもの様々な知識を与えてくれた存在です。元は小説の…ってまぁこのへんは元から興味のある人に向けて話す内容であって僕のブログじゃなくてもいいか。
もうね、とにかくダークなんですよ。
そして難しい(ゲームバランス的な意味でも、シナリオ的な意味でも)。
緻密に練られた設定に一切の綺麗事もなく(そういうところが綺麗だという捉え方もあります)、登場人物はシリーズ通して自分を貫いている強い(強くなる)人物が多い。そして登場する悪魔や天使、精霊の類はどれも魅力的。
正直褒めるポイントしかないんですよね…逆に嫌いな人はとことん嫌いだと思います。
人によって褒めてるポイントがそのまま嫌いな人の挙げる嫌いなポイントになっちゃうような感じですかね…？
脳死プレイは言語道断、記憶力がいいならまだしもマッピングとか悪魔合体(ドラクエのテリワンなんかで言うところの配合の組み合わせ)とかメモを取りつつじゃないとクリア不可能(ほんとに無理)、強くなるにはお勉強からなのです…(結局はどのゲームでも多少は勉強する必要ありますけども)
とまぁそんな『完璧に大人向け』であるところのメガテン。だってストーリーは難しいし登場人物は思ったことはそのまま言うようなキャラクターばかりなもののその心情を汲み取るのは文字だけではよく理解できず、ましてや伏線や隠し要素、設定の面白さなんて子供が100%引き出せて楽しめるなんて思いません。当時小学生かそこらだった僕自身、伯父が持っていたファミコンの「女神転生」はクリアできませんでした。
しかぁしここで僕は出会うのです。
「デビチル」に。
「真・女神転生デビルチルドレン」は本家メガテンよりもポップでした。おまけに2000年にはアニメも放送されていたり(週休二日制になる前の土曜日の朝放送だったので当時の学生は大変だったことでしょう)。ボンボンでは漫画が連載されていたり。
時代の子供たちならみんな持っていた(であろう)ゲームボーイ。僕も例に漏れず持っていましたし過去にはなんかアニメやってなかったっけ？？？という記憶もあり親にねだって購入。内容は子供でも分かる(大人はもっと楽しめる)ストーリー、わかりやすい戦闘システム、カッコいい専門用語や魔法、技の名前。魅力的な話し方や性格のキャラクター。それとアトラス特有の神BGM。
ここで主人公のセツナのパートナー、ケルベロスのクールをはじめとした様々な伝説上、空想上の生き物やそのビジュアル、活躍シーンのカッコよさに脳天に雷を落とされたような感覚を覚えたのは間違いありません。(ﾊﾞｰﾝﾊﾞｰﾝﾋﾟｼｬｰﾝ ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ)
本家メガテンと同じく敵の悪魔と交渉して仲魔(仲間)にするシステムは健在、しかもメガテンでは仲魔にできない敵もいましたがデビチルでは外道・幽鬼・妖獣なんかの『話にならない悪魔』はいません。ランダムエンカウントする悪魔は全て交渉が可能です。悪魔合体やりまくった思い出があります…
作中に登場するデビライザー(仲魔を呼ぶ銃。)やその上位互換のキングライザーも『銃というスタイルであればもうなんでもカッコいいと思っちゃう』男の子だった僕にはたまらない存在。作中では「コール！」と言って引き金を引いて仲魔を呼び出していたので僕も真似をしていました。コーーーーール！
そんな感じで初プレイはメガテンですがそこから入ったというよりはデビチルから入ったといった方が正しい僕のアトラス道(正確にはデビチルって製作がアトラスじゃないとも言うんですけどこまけぇこたぁいいんだよ！)、ペルソナも世界樹も愛してるぜ…
話は変わりますがデビチルの黒の書、赤の書を舞台にした漫画がありますがあれはもう児童書版ベルセルクなので正直おすすめはしないです。僕は大好きだけど…
いやぁ当時から思ってたけど思い返してもボンボンって攻めてましたよね。えっちな作品もいっぱいあったぞ！ちなみにこの漫画版デビチルを書いた藤異秀明先生は
「ボンボンなんか読んでたからそんな歪んだ性癖になっちまったんだよ！」
と新装版デビチルのあとがき漫画で言っています。自覚あったのね…
確かに児童・少年誌なのに女性(メス…？)は皆妙にエロいデザインだし仲魔は簡単に死ぬし(だけど決して軽くはないのでちゃんと重いしなんなら泣く)主人公の片腕は吹っ飛んで義手になったりするしほんとにお前ら小学生かよ 大好物ですありがとう…
とここまでで僕がデビチル大好きマンだって事が分かってもらえたと思います。これからもちょくちょく自分が好きなものをただ紹介していく事もいっぱいあると思うのでよろしくお願いしますね。
それではまた次回
皆が好きな悪魔やモンスターの話聞きたいなぁ…
